水戸桜マップは桜の歴史をたどるオリジナルのマップです。本会パンフレットのなかに作成しました。無断転載はお断りします。ルート解説がマップの下にあります。
水戸桜マップの解説
桜めぐりには自転車が最適。自転車でぶらぶらめぐることを「ポタリング」といいます。春はポタリングが最高です。歴史と花のポタリングへあなたもいってみませんか?もちろん、花の季節ではなくても花の歴史を探訪できます!
桜の町だった水戸の痕跡をたどってみましょう。
①上市の歴史と桜コース(約2時間)
水戸駅南口でレンタサイクルを借りましょう
→駅南桜川堤(ソメイヨシノ.戦後の桜川河道整備で植樹)
→千波湖北岸(千波湖には約30種類750本・昭和以降の植樹)
→常磐陸橋
→常磐神社(室田義文のソメイヨシノ・枝垂桜・社殿西のヤマザクラ)
→東湖神社(日本人の桜観に影響「万朶の桜」の生みの親・藤田東湖を祀る)
→偕楽園(一本桜番付の横綱「左近の桜」・二季咲桜・好文亭のヤマザクラ・梅林西際のヤマザクラ群。仙亦台からの桜パノラマは「一目千貫」の価値)
→神崎寺(現存せず・光圀公の愛した枝垂桜)
→桜小路碑(現存せず・中山備前守の愛した桜)
→水戸八幡宮(斉昭公お手植え伝承の左近の桜・右近の桜)
→★下記
→桜町碑(現存せず・妙霞台の桜)
→桜坂(現存せず・別名高尾坂・光圀公側近老女高尾の屋敷の枝垂桜*)
→舜水祠堂跡(現存せず・亡命儒学者朱舜水遺愛のヤマザクラ)
→三の丸お堀の桜(水戸有数のソメイの老木群桜・図書館前の枝垂桜)
→弘道館鹿島神社の桜(孔子廟の梅と一対をなす・旧県庁には弘道館の馬場桜があった)
→弘道館左近の桜(京都御所左近の桜の子孫・3代目)
→彰考館の桜(現存せず・水戸二中・光圀公の和歌・漢詩に残る)
→水戸城中の桜(現存せず・三高や一高・光圀公の和歌・漢詩に残る)
→柳堤橋→桜川堤→水戸駅南口でレンタサイクル返却。
★時間があれば足を延ばしたい桜。
→二十三夜尊(桜の名所仁和寺の末寺で桜の寺紋・境内に枝垂やソメイ各種)
→回天神社(天狗党追悼の社・天狗党通過の美濃根尾谷の名桜「薄墨桜」の苗移植)
→常磐共有墓地(格さんのモデル神崎八景「丸山の早桜」制定・安積覚の墓所後ろにヤマザクラ・「万朶の桜」藤田東湖の墓所・日本初の桜史《櫻史新論》の青山延光の墓所)
②桜川の歴史と桜コース(約2時間30分)
千波湖西駐車場でレンタサイクルを借りましょう。(台数少ないので注意)
→丸山(現存せず・格さんのモデル安積覚設定の「丸山早桜」故地)
→桜山(護国神社内に好文亭と一対の一遊亭碑・相生の桜・山内に古木のヤマザクラ散見)
→見川小枝垂桜(光圀公お手植え伝承・老女高尾追悼植樹*)
→河和田の糸桜(親鸞高弟唯円開基の名刹・枝垂桜)
→膳棚(現存せず・光圀公設定の景観「桜川」の始点・地層表出の奇観)
→桜川遺蹟碑(桜川西団地児童公園・「桜川」景観核心地)
→桜野牧のヤマザクラ(丹下田園都市センター・斉昭公お手植え伝承)
→桜野牧土塁遺構(水戸市民球場横・斉昭公設定「桜野牧」の馬防土塁・ヤマザクラ)
→江戸道橋・滝下橋
→桜川緑地
→多寶院のヤマザクラ(かつての桜川の桜の名残伝承)
→緑岡の遅桜(徳川ミュージアム山内に散見のヤマザクラ・新植樹も)
→常磐陸橋
→常磐神社(室田義文のソメイヨシノ・枝垂桜・社殿西のヤマザクラ)
→東湖神社(日本人の桜観に影響「万朶の桜」の生みの親・藤田東湖を祀る)
→偕楽園(一本桜番付の横綱「左近の桜」・二季咲桜・好文亭のヤマザクラ・梅林西際のヤマザクラ群。仙亦台からの桜パノラマは「一目千貫」の価値)
→常磐陸橋
→千波湖西駐車場でレンタサイクル返却しましょう。
☆マップ外の桜の見どころ
《一本桜》
○六地蔵寺(光圀公の愛した枝垂桜の名所)
○安国寺(枝垂の美しい寺・桜川上流部)
○吉田神社の枝垂桜
○千波追鳥狩のヤマザクラ
○香積寺(江戸彼岸の巨樹・光圀公お手植え伝承)
・・・
《ソメイヨシノの群桜》
○吉沢の桜通り
○笠原県庁周辺
○大串貝塚ふれあい公園
○内原渡満道路
○楮川ダム
○逆川緑地公園
・・・
《新たな名所へ》
○黄門さんの漫遊さくら堤
○水戸市森林公園の桜